健康を守るためにメタボリックシンドロームを解消しよう!

メタボリックシンドロームは生活習慣病の原因!

メタボリックシンドロームはシンドロームというだけあって、コレといった疾患が一意に決まるわけではありません。シンドロームは症候群のことですから、いろいろな症状を総称してそのように呼びます。

メタボリックシンドロームはメタボなどとも呼ばれ、健康意識が高い日本国内においてはもうすでに市民権を得ている印象もあります。メタボリックシンドロームは症候群そのものを指します。しかしメタボというと、もちろんシンドローム自体を代名詞的に指すこともありますが、メタボリックシンドロームを発症している人を指して呼ぶこともあります。あの人はメタボだから、とか、運動をしないと私もメタボになってしまう、などといったつかい方も一般的です。

ことばの定義はともかくとして、メタボリックシンドロームはさまざまな生活習慣病のリスクとなりうるシンドロームです。肥満に似たイメージの症候群なので、メタボに起因して発症した疾患も、肥満症に似通っています。たとえば高血圧(症)や糖尿病などがよく知られるところでしょう。

というか、そもそもメタボリックシンドローム自体が生活習慣病のひとつに数えられることも多く、それだけ警戒しなければならない症候群であることは間違いありません。

そう簡単にメタボリックシンドロームになるものではないはず

メタボリックシンドロームの前提として、まずはウエストが、

男性85cm以上、女性90cm以上

という条件があります。もちろんアメリカ、中国に次ぐ肥満大国ともいわれる日本ですから、このウエストの条件に合致する人は少なくないのかもしれません。しかしメタボリックシンドロームに該当する条件として、ウエストに加え、トリグリセライド(中性脂肪)値やHDLコレステロール値、さらには上下の血圧、加えてグルコース(空腹時血糖)値の3条件が加味されます。

別に難しい試験やオーディションではないので、いずれも極めて常識的な基準というか、むしろ条件としては比較的ルーズな設定になっています。しかしそれでも日本人のメタボ発症率を男女別にみてみると、2006年の時点では男性の2人に1人が、女性の5人に1人がメタボであるという驚くべきデータがはじき出されているのです。

そう考えてみると、日本人がいかに不摂生をしているか、あるいは摂生しづらい社会環境になっているかが浮き彫りになる気がします。不摂生はもちろん個人の問題であると同時に、摂生しづらい社会環境は、国レベルの問題であるとも考えられるのです。